愛らんど、軽視ですか?

一般質問で、市が新たに建設する「(仮称)南こども園」について取り上げました。

市の「公立保育園再編実施計画」は、公立11園を統合・再配置するものです。

理由は、公立保育園の老朽化と、経費節減です。

公立保育園は自治体がほぼ自前で運営しなければなりませんが、民間の保育園は国からの補助金があり、市にとっては、民間さんにやってもらった方が財政的に助かるのです。

ということで、

①上町保育園+鶴が丘保育園=中央こども園

②森崎保育園+ハイランド保育園=南こども園

③追浜保育園=北こども園

逸見保育園、船越保育園、田浦保育園 → 民営化

④鴨居保育園 ⑤津久井保育園 ⑥武山保育園 → 当分は現状維持

という、11園体制から6園体制へとの計画です。

「横須賀市公立保育園再編実施計画」
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3450/sisetu/documents/r2saiheijisshikeikaku.pdf

中央こども園は、今まさに工事中で、来春開園。

  • こども園
  • 一時預かり
  • 愛らんどよこすか(子育て広場、子育て支援センター)
  • ファミサポ
  • 病児・病後児センター

の入る複合施設です。

南こども園も、計画では、こども園と子育て支援事業を併設すると記載されているのですが、今日の質疑を通し、単に2園を統合するつもりであることが明らかになりました。

理由は、建設費の抑制です。

問題は、南エリアにある子育て支援センター「愛らんど久里浜」が非常に狭いことです。

南こども園建設で、支援センター併設なら、今より広く、必要な広さの確保された場所となることを期待していました。

子育て支援センターが重要視されていないことは、問題です。許しがたいことです。

乳幼児期の子育てを支える事業の中で、一番身近で敷居の低いこの事業に注力しなければ、育児うつや児童虐待は減りません。

子育て支援センターこそが、それらに対する予防的な役割を担っています。

質問されるまで、計画の変更を報告しないことも、議会軽視であり問題です。

市長のキャッチコピーは「誰も一人にしない」です。

愛らんど久里浜は狭くて、混んでるときは入口まで来てあきらめて帰ってしまう方もいるのです。

もしかして、何か相談があって、勇気をもって来てくださったのかもしれないのに。

一人にしちゃってるじゃないですか。

市は、様々な子育て相談事業も行ってはいますが、「相談」はハードルが高い。自分の困りごとに気付いている人しか相談できません。

子育て支援センターは、自分で気付いてない人を発見することのできる場所です。100人のうち99人は楽しく遊びに来ている方かもしれません。でも、現場では1人を見つけるために、耳を澄まし、そうとわからないように目を凝らしているのです。

子育て支援のニーズと子育て支援センターのあり方について、市の考えを明らかにしてもらわなければ。