学校は、居場所

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、夏休みも終わりに近づいた昨日(8月24日)、横須賀市と横須賀市教育委員会から、市立学校における夏季休業明けの始業にかかる対応についての考え方が示されました。

特筆すべきは、「学校は、居場所・セーフティネットとして身体的・精神的な健康を保障する福祉的な役割も担っている」ことが明記されたことです。

市長:https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0510/nagekomi/documents/20210824_message.pdf

教育委員会:教委

昨春には、当時の首相の一声で、年度をまたぐ3か月もの休校となりましたが、様々な問題が明るみに出ました。

子どもだけでの留守番の安全性、

保護者の在宅勤務中に子どもも在宅で互いにストレス、

DVや虐待から逃れられない、

困窮家庭における昼食(学校があれば給食が食べられるのに)、

放課後児童クラブが終日開所しなければならなくなったこと(しかも準備期間もなく)

など。

私はこの間、学校給食については、休校中の給食費を保護者に返還することは当然として、一方で、困窮家庭に現物給付(給食費の減免)としていた給食を、食べることができなかったことについても問題提起をしてきました。ここには何の保障もなかったからです。

また、放課後児童クラブは密の避けきれないような厳しい環境にあり、午前中だけ、または通常の授業時間にあたる時間内は学校で子どもを見ることはできないのかとの声もありました。

子どもたちの声としては、なによりも、友だちと会えないことが辛いということでした。

核家族化が進み、地域のつながりもかつてと比べて薄れたと言われる中、学校の保育力、福祉的な位置づけが求められてています。

ただし、これまで通りの体制で、保育力や福祉的な位置づけを求めることは難しいと思われます。

教育と福祉の連携が必要です。

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は「学校が始まってくることで、また感染拡大や医療逼迫もあり得る」と述べています。徹底した感染防止の下、心身の健康や発達を保障する施策が必要です。