中学校給食が始まります

横須賀市学校給食センターの内覧会に参加しました。

いよいよ中学校も給食が始まります(9月29日開始予定)。

平作小学校跡地にできたセンターは、市立中学校全23校分の10,000食を作ることのできる工場です。

食材は、「荷受け」→「洗浄など下処理」→「煮炊き等調理」の各部屋を一方向に進みます。また、食材だけが調理ラインを移動し、調理員は決められた持ち場のみでの業務を行い部屋の移動はしません。そうすることで、衛生管理を徹底しています。

保温効果のある二重食缶で、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく食べることができます。食缶ごとに、「〇〇中1年1組」のように各校各クラス名が記入されていました。

アレルギー対応は、卵と乳になりますが、通常食調理の動線と隔離されたアレルギー対応食調理室で、担当調理員が調理し、個別の容器で届けられます。150食まで対応可能で、現在は40人からの申し出があるとのことでした。

週4~5日は米飯の献立で、炊飯システムも、この給食で使うお米に合わせた炊き方を調整するそうです。

そもそも学校給食法は「学校給食の普及充実及び学校における食育の推進を図ること」を目的としています。その理由は、

  • 学校給食は児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものである
  • 学校給食は児童及び生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を果たすものである

からです。

そして、学校給食の目標は、義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、

一 健康の保持増進

二 望ましい食習慣

三 学校生活を豊かにすること(四~七は省略)

が達成されるよう努めなければならない。としています。教育のための健康保持という位置付けは、あくまでもこれが「学校給食」であることからくるものなのでしょうが、もしもそんなことを考えながら食べるとしたら、美味しさが半減しないかと心配になります。

横須賀市教育委員会による「中学校の昼食のあり方について」では、

望ましい昼食のあり方

1 生徒が適切な栄養を摂取できる

2 昼食を「生きた教材」として活用し、学校における食育を推進できる

3 生徒が楽しく食事をすることができる

というように、法における目標をかみ砕いたような記述(給食だけに!)となっています。

子どもの貧困は7人に1人と言われています。長引くコロナ禍で、その数は増えているのではないかと思われます。給食は、大事な1食です。安全・安心は当然として、しっかりと楽しく食べてほしいと思います。(給食に頼らない抜本的な貧困対策こそ必要ではありますが)

地場産の食材や有機野菜、郷土食の導入など、今後、より良い給食を目指した提案をしていきたいと思います。