歴史教科書は教育出版を採択

横須賀市教育委員会臨時会を傍聴。

今日の議題は、教科書採択。

注目は、中学校の歴史教科書。

今年は中学校教科書の採択年ではないが、昨年度、自由社の教科書が文科省の検定に合格したため、現行の教科書(教育出版)との比較検討を行った。

本日、教育出版を採択候補とする議案が出され、全会一致で採択された。

採択検討委員会による、教育出版の教科書の主な評価点は、

写真資料などが生徒の興味・関心を高めるよう工夫されている。

学習課題が明確。

複数の視点での考察の工夫。

探究学習の素材ページが各単元い設定されている

世界史に関する資料が充実し世界の中の日本史がわかる。

など。また、「本文は最も社会的事象を客観的に表現しており、生徒たちが適切に学ぶことができる。」と、まとめている。

この「客観的」はとても重要だ。

なぜなら、一方の自由社は「新しい歴史教科書をつくる会」系の出版社だが、つくる会は、他社教科書について「自虐史観」と批判しており、従軍慰安婦、南京虐殺事件、沖縄戦での「集団自決」などについて、独自の考え方であり、日本の優位性を謳う表現は主体的と言えるから。歴史教科書における主体的表現は、政治的介入であり許されるものではない。

本日の傍聴は8人。記者は0人。過去につくる会系の教科書が採択された自治体では、歴史教科書採択への注目度は高いが、そのようなわけで1時間少々で平和裏に終わった今日の臨時会だった。

それにしても、やはり教科書採択は一大事。関心を高めたい。