子どもの権利検討協議会④

3月25日、第4回の会議が行われました。

1.条例に関連したテーマの講義
2.条例素案にかかる協議

 

1.条例に関連したテーマの講義

「子どもの権利」について、横須賀市児童相談所法律相談担当弁護士の野口容子さんからお話を伺いました。

今日のお話でも「子どもの最善の利益」という言葉を聞くことができました。

私は、この言葉が好きです。大人や社会が、子どもたちに対し、「まあ、このくらいでいいかな」とか、「だいたいこんな感じ」とか、「子どもだから、少しで」とかでなく、「その子にとって、一番いいこと」を保障しようと。

そこには、大人の覚悟が試されていると思うのです。だから、この言葉を聞くと、いつも涙が出そうになる。

その気持ちで、条例策定に取り組んでいきたい。

講義の後、条例に罰則を設けられるかとの質問があった。虐待は暴力だから、刑罰ということになるが、条例の課す行政罰でそこまでのことはできないとの回答だった。そもそも、罰則で親子が幸せになれるとは思えない。子どもの権利は、子どもの幸せのためにある。

 

2.条例素案にかかる協議

委員長から、素案(骨子案)が提出されました。

「(仮称)子どもの権利を守る条例」との名称に、まずびっくり。

確かに権利擁護は大事。でも、子どもはただ守られるだけの存在?子どもが権利の主体として、その育ちを保障されることが一番大事だと思う。この協議会メンバーの大半が、虐待防止に力点を置きたいと考えていて、多数決でそういうことになったので、それはそれで大事なこととして進めていかなければならないけれど、子どもの権利の最大の特徴は、大人と違って「育つ権利」があること。つまり、育ちを阻害するものは排除されなければならず、虐待もまた然るべき、ということです。

子どもたちが、権利の主体として、社会の中で守られながらも自分らしく子どもらしく育ちの日々を生きることを、この条例で保障していきたいと考えます。