小中一貫校を視察しました

10月23日(水)、千葉県市川市立塩浜学園を視察に伺いました。

小中一貫の義務教育学校です。

9年間の義務教育を、小学校と中学校に分けず、1つの学校で一貫して行い、9年生の3月に、卒業します。

小中一貫教育は、

  • 9年間を見据えた教育ができる
  • 中1ギャップをなくす
  • 1〜4年生、5〜7年生、8〜9年生という発達に即した括りでの教育ができる

というメリットがあるとのこと。

もともと隣り合っていた塩浜小学校と塩浜中学校。学区を占める団地の高齢化で、子どもが減っており、1〜6年生は単級となっています。よって、手厚い授業が行われています。例えば英語の授業では、1クラス25人の児童に対し、担任とALTとTTと中学の英語教員の4人が指導に当たるなど。

その手厚さから、発達障害などの児童も多く在籍しているとのこと。

また、地域にはスーダンなど外国籍の子どもも多く、取り出しでの日本語教育も行っているということでした。

私が注目するのは、コミュニティスクールとして地域と関わっていることです。

学校運営委員会には地域住民も委員となっています。

塩浜ふるさと防災科という独自の授業(教育指導要領の特例)では、ふるさと塩浜のまちを知り、高齢化したまちの防災の担い手となるべく、子ども主体で地域とつながる企画などが行われています。

孤立する子育てが児童虐待を引き起こし、ワークライフバランスは整わないまま子どもは孤食を余儀なくされ、独居の高齢者も増えている現状で、学校が地域に開かれ地域とつながることには大きな意義があると思います。

学校のあり方は、転換期に来ていることを感じます。

同校は現在、塩浜小塩浜中の校舎を使っていますが、来夏には新校舎ができて、いよいよ一貫校としての環境が整います。

子ども主体の教育、地域で育む学校は、必要とされる未来スタイルだと思いました。