種子は誰のもの?

ドキュメンタリー映画「種子(たね)~みんなのもの?それとも企業の所有物?」を見ました。

ラテンアメリカのエクアドル、ブラジル、コスタリカ、メキシコ、ホンジュラス、アルゼンチン、コロンビア、グアテマラの8つの国でのタネをめぐる動きを描いたものです。

大企業が開発したタネの知的所有権を定めたUPOV(ユポフ)条約は、認められた品種についての自由な保存・交換・売買を禁じています。その基準は、新しく、同質的で、安定していて、他と区別できることというものです。これらのタネは、モンサントなどの化学企業が開発した遺伝子組み換え種などです。

伝統的な種子は排除され、農家はタネを大企業から買わざるをえなくなります。

タネは、食料の源。タネが世界中でたった3社ほどに握られることには、おおいに危機感があります。

はたして、タネというもともとこの地球上にあったものについて、知的所有権を認めるべきではありません。

日本でも、昨年(2018年)、主要農作物種子法が廃止されています。コメをはじめとする主要穀物について、国は責任を放棄しました。衆参両院で、それぞれたった5時間の審議で。

食の安全、生物多様性の観点からも、多くの人がこの問題に関心を持ち、持続可能な社会を作っていかなければと思います。

詳しくは、(NPO)アジア太平洋資料センター(PARC)の資料をご覧ください。
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/semillas.html