どうなる?横須賀初の公設学童クラブ

2018年12月3日 19時57分 | カテゴリー: 活動報告

小学生の放課後対策事業のうち、留守家庭児童のための「学童クラブ(学童保育、放課後児童クラブ)」。

横須賀市では、市立小学校46校に対し、67の学童クラブがあります。

しかし、学区内に学童クラブがない小学校も3校あり、市は、この3校の保護者に対し、ニーズ調査を実施、その結果、逸見小学校に横須賀市初の公設での学童クラブを設置することを決定、来年4月の開設に向けて準備が進められています。

これまで設置された67クラブは、全て民設民営で、実施主体は保護者やNPOや個人などです。

10月には、公設クラブ設置にあたり「(仮称)横須賀市放課後児童クラブ設置条例骨子案」についてのパブリックコメントの募集が行われ、その結果が発表されました。

21人から49件の意見がありました。

学童クラブの待機状況について全市的に把握する必要性、
留守家庭児以外にも保育に欠ける状況に対応する必要性、
対象児童の要件が不明確であることへの不安、
公設か民設かにかかわらず学童クラブの在り方についての市の考えを示すことについて、
一時保育のニーズ、
利用料金算出の根拠、
などが、その内容です。

期待と不安。

そもそも、今回は「骨子案」であり、パブコメの回答は、はたして市民の疑問や不安を払拭する内容とは思えません。

さらに、国は基準緩和を検討しているとの報道もあります。

放課後児童支援員について、「2人以上態勢」「既定の研修を受講」を、全国共通ルールとしての「従うべき基準」から「参酌基準」にするというもの。

地方自治体からの要請といわれていますが、地方はそれぞれ事情が異なりますから、まずは、児童福祉法の言う「こどもの最善の利益」を考えて基準を設け、どうしてもできない場合については考慮していくことにしなければ、保育の質の低下につながりかねません。

11月29日の本会議で市長に質問をしましたが、市長は、横須賀市においては基準を緩和するような条例の改正(改悪?)はしないことについて、明確な答弁を避けました。

子どもは社会の宝であり、子育ては社会の仕事です。それを支える仕組みを公で整えることは当然ですし、2015年の子ども・子育て支援法スタートから、基準に見合うように現場を整えてきたものを、今さら後退させるわけにはいきません。