一時預かりの拡大は断念!?

2017年11月30日 19時26分 | カテゴリー: 活動報告

本会議一般質問で、「横須賀子ども未来プラン」における一時預かりについての目標達成の方策について質問しました。

本プランは、2015年度から2019年度までの5年間を期間とし、市の保育・子育て支援等に関わる施策についての計画です。

一時預かりについては、計画当初の8カ所を、31カ所に目標設定しています。

計画期間の折り返しを過ぎた今、8カ所のままです。

市長答弁は「計画通り行うことは困難」とのこと。

少子化で、地域によっては、どこに行ったら同じように子どもを抱えた人に会えるのかという現状や、核家族化、コミュニティの希薄化で、「子育て」は「孤育て」になる可能性のある現状が、子育てをストレスフルなものにさせ、育児うつや、それによって子どもへの虐待にもつながることがあります。

予防のための施策の一つとして、一時預かりがあります。

「相談」「親子の広場」なども子育てを孤独にさせないものではありますが、相談では相談者が自分を取り繕ってしまうこともあるし、広場に子どもと一緒に行くときも同じことです。無意識に、人前では頑張って「いいお母さん」でいようとしてしまうことだってあります。

一時預かりは、お母さんが自分を取り戻す大切な時間です。

ということを、説明しきれなかったためか、市長からは「一時預かりが虐待予防になるの?」と言われてしまいました。

私は、子育て支援の市民活動を17年やってきて、子育て支援の現場では当たり前すぎることなので、説明がさらっとしすぎていたのかもしれません。

しかし、事前に発言通告をして、質問原稿まで渡してあるわけですから、「一時預かりが児童虐待予防になるのかどうか」などということは、市長からこども育成部に事前に聞いておくべきことなのではないでしょうか。

市では、虐待リスクのある家庭への措置として、母子分離のための一時預かりを行っていることから、効果は認めているものと考えられる旨を、私から市長にお話ししましたが、スルーでした。

現行のプランは2019年度までのものですから、もう次のプランの準備が始まるようで、次のプランでは一時預かりニーズをとらえて計画するそうです。

というもの、現行プランでは、一時預かりをやってもいいですという事業者(保育所)の数を積算したものであり、待機児童対策が優先されていることから、結局はどこも一時預かりを行っていないという状況なのです。

一般質問における自らの力不足は認めつつも、「一時預かりが虐待予防になるの?」の一言は、孤育ての記憶を呼び覚ますつらいものとなりました。

一般質問の内容は、こちら http://komuro.kanagawanet.jp/files/2017/11/194ebd8e18b8c0d33b3ec2c036c1e949.pdf